Mountain’s LOG

いつでも山はそこにある

【大菩薩嶺】爽やかな初夏に天空の草原を歩く

2018/4/29_GW第3段「大菩薩嶺

ルートは丸川峠からの周回コース、GW初っ端だったので軽めに。

晴れ女けい様と快晴の山行でした。

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天空の大草原「大菩薩嶺」に登ってきた

【ルート】

登り:135min(丸川峠→上日川峠→雷岩→大菩薩嶺)

下り:170min(大菩薩嶺大菩薩峠→石丸峠→上日川峠→丸川峠)

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爽やかな初夏の風の中、草原の稜線を目指す

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GW渋滞を避けるため、4時に都心でけいを拾っての5時過ぎに談合坂SA。雲ひとつない青空に、最高の山の予感。

 

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6時半、丸川峠に到着し登山開始。長兵衛小屋までに捻じれた倒木が何本かあり、なんでだろうな~とか話をしながら、朝の澄んだ空気のを吸い込みながら樹林帯を上がっていきます。

 

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 ロッジ長兵衛の横に立っていた存在感のある大木、なんでもない木のはずなのにものすごく惹きつけられました。

 

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 ロッヂ長兵衛から少し登って福ちゃん荘。ここまで来ると目指す稜線が見えるように。うお~早くあの上を歩きたいという気持ちに押され、自然と足早に。

 

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稜線までは草原の急斜面を垂直に登っていきます、気持ちはいいけど上が見えている分つらい。しかしけいの登りはめちゃくちゃ速い、前を引っ張ってもらいました。

 

f:id:mountainlog:20180702220750j:plain登りがキツイと足元をばかり見てしまいがちだけど、後ろを振り向くとご褒美と言わんばかりの絶景が。

この存在感、やっぱり富士山は見る山だなぁ。手前の大菩薩湖もいいアクセント。

 

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稜線まで上がったら、ピークハントのためとりあえず山頂へ。噂に違わず眺望0なピークでしたが、森の雰囲気がすごく良くて癒やされました。

 

突き抜ける青空の下、天空の草原を歩く

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山頂をとったらちゃちゃっと戻って縦走開始。自分が進んでいく遥か向こうが見えるのが縦走の魅力、心地いい気温と風の草原を歩いていきます。

改めて写真を見返すとめちゃくちゃ天気がいい、最高。

 

f:id:mountainlog:20180702221850j:plain稜線上で富士山とけい、圧倒的晴れ女感。

カメラを買ってからというもの、人を撮るのが楽しい。

 

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ふと後ろを振り返ると大菩薩嶺を代表する構図がありました、実際現地で見ると思っていた以上に雄大です。

あそこから歩いてきたんだなぁ。

 

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親の顔より見た大菩薩峠、実は中高時代のイベントで毎年ここの峠越えをしていました。人生6回目の大菩薩峠が全く違った景色に見えたのは自分のものの見方が変わったからか、山が好きになったからか。

 

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熊沢山を超えて石丸峠に。

ここまでがなだらかだった分、こうして上から見下ろす構図も新鮮です。

 

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石丸峠から上日川峠までは等高線に沿いに降りていきます。

下山は歩いているだけで景色お腹いっぱいで、登りでは気がつけなかったものにも気がつけたりするのが楽しいと思います。

 

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樹林帯まで降りてくると、朝の日差しから打って変わって夏の雰囲気に。

しかし、まだ気圧されるような緑ではなく、爽やかさの残る新緑。登山シーズンの到来を感じてワクワクしました。

予定通り昼過ぎに丸川峠に到着して無事下山です。

 

下山後は甲府盆地を楽しみ尽くす

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下山後の昼食はせっかくなのでほうとうを食べに。

ふらっと寄ったところが登山後の格好できていいのか~みたいなお店でした。

山梨県内屈指のほうとう専門店「ほうとう処いしはら」【街並画像.com】

しかしノンアルであっても登山後のビールは身体に染み渡る。

 

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けいと解散した後にほったらかし温泉

ほったらかし温泉 ほーむぺーじ

たまたま見つけて寄ってみたけど、これがまた凄かった。すっぱだかで甲府盆地を丸々見下ろせる場所は多分ここだけだろう。

 

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風呂の後に宿泊地を求めさわら池キャンプ場へ。

韮崎市営さわら池キャンプ場/富士の国やまなし観光ネット 山梨県公式観光情報

ここもたまたま見つけたのだけど、かなりの穴場。GWなのに人は少なく、池の畔でゆったりと身体を休めることができました。

無計画に放浪すると思いがけない出会いがあります。

 

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お気軽ハイキングくらいな気持ちでしたが、丸川峠から石丸峠周回ルートはそれなりに歩きごたえがありました。

小菅側からも何回か登っていますが、眺望の良さならダントツで塩山側からだと思います。